PCBCART
基板発注を、今回はPCBCARTにしてみました。今までは安いのでOLIMEXを使っていたのだけど、さすが中国、PCBCARTも激安。しかも基板数量が多いほど基板の単価が下がるので、ついつい初回なのにたくさん頼んじゃったよ… もし基板にバグがあったらどうしよう(苦笑)。
到着は10月中旬くらいかな? いまから楽しみ。
自在錐
最近のスピーカー工作で大活躍のアイテム、自在錐。
10~30cmの丸穴が空けられて、とっても便利。ちょっと音がうるさいけど。
で、調子に乗って穴を空けまくってたら、電動ドリルのモーターが焼けちゃったみたい…
買ってこないとなぁ。いくら位するんだろ。
キット頒布のカラクリ
先日、キット頒布について毒づいてしまった。少し大人げなかったかもしれない。ちょっと言い訳しておく。
プリント基板は、業者に作ってもらう必要がある。ここで問題になるのは1枚あたりの製造コストなのだ。例えば、今回作ったDAI搭載R=2Rラダー型ディスクリートDAC基板は、ここの格安試作基板コースで作ってもらっている。今回の基板はパターンが2層、片面シルクで寸法が110mm×70mmであり、製造コストは以下となる。興味があれば、上記サイトの自動見積もり(無料で試せる)でいろいろ試してみると面白いだろう。
・1枚の場合 : 17980円 (1枚あたり17980円)
・10枚の場合 : 21880円 (1枚あたり2188円)
・50枚の場合 : 51880円 (1枚あたり1037.6円)
今回の基板は、1枚1000円ちょっとならば欲しいという人もそれなりにいるかもしれない。ただし、さすがに17980円でも欲しいという人はいないだろう。だったら2188円ならば欲しいという人はいるだろうか? 3000円、4000円だと? 結局、基板はなるべく製造数を増やして、1枚あたりのコストを引き下げるしか無い。
だが、ここで別の問題がある。枚数を増やせば増やすほど、頒布の手間が正比例で増加するのだ。50セットの頒布だと、1人で2セット希望する人がいるだろうから全数が捌けると約30人に、メール/掲示板での応対、袋詰め、宛名書き、発送、入金確認、在庫管理、動作しない場合の修理対応など、かなり疲れるイベントをこなさなければならない。もちろん、マニュアルや頒布の要項の作成、掲示板の設置、添付部品や梱包材の購入等が必要である。私はどこでそのモチベーションを得ることになるのだろうか。
そしてさらに、もしも作った人の気に入らない場合は、陰口を叩かれたりオークションで売り飛ばされたりして、結局は私の知るところとなり、悲しい思いをすることになる。品質が悪いならば当然のことなのだろうが、それだけのリスクを常に負っているわけである。裏を返せば、アマチュアが頒布するキットを、秋月キットのような商品と勘違いしている人がいるのかもしれない。そしてまたまたモチベーションは低下していくことになる。
気軽にメールや掲示板で「キットとして頒布してくれ」と言ってくる人も、こうした内情を知っていたならばとてもじゃないが気軽に言えないはずだ。きっちり利益を確保して商売にするなら別なのかもしれないが。それでも頒布を希望するのならば、頒布作業を肩代わりしてほしいのだが… 自分用のキットさえ手に入ればいいという人ばかりなのだろうか。他の同士のために一肌脱ごうという人はいないものかねぇ。
Fixed edgeな平面スピーカーの試作
発泡スチロール振動体と反発磁気回路を使って、Fixed edgeな平面スピーカーを試作。寸法は、一般的な16cmユニットに合わせて、バッフル取り付け穴径146mm、ネジ穴の差し渡し径174mm。
音は…結構有望そうなのだけど、低音が出ない。150Hzくらいまでかな? まぁ、辛いのは分かってはいたけど…
ネジ
図面を引き終わって、さてホームセンターか西川ネジでネジを買ってこようと思っていたのだけど。Webのオンラインなネジ屋を見ていたら、買ってこようと思っていた長いネジが無いみたい。
M4で60mmなのとM6で75mmな根元までネジが切ってある鍋ネジか皿ネジって、需要が無いのかなぁ。全ネジとナットで仕上げるしかないか…
西川ネジで売ってたりしないかなぁ。週末に行って確かめてくるかな。
キット頒布って…
一度キット頒布をすると、作る物は全部キットとして頒布すると思われてしまうのか。
だったら、ホームページに作った物を載せられない。いっそホームページを畳んでしまうか。
頒布の手間は俺が肩代わりしてやるぜ!という御仁が現れてくれれば楽なのだが。
やはり、天から降ってくるのを待つだけの人が多いのだろう。やりきれない。
そもそも、あの程度の物、手組みで十分だろうに。
ラジオ技術 8月号
ラジオ技術8月号を立ち読み。
読者投稿の、平面スピーカーの記事が興味深い。私も平面スピーカーを作ってるので。
でも、発泡スチロールは円錐形にしづらいからスチレンボードにするしか無くて、強度が無いから振動板を小さくするって、なんか変かも。私は50mm厚の発泡スチロールを自作のニクロム線カッターで円錐形に切り出しているのだけどね。まぁ、音がいいかどうかは別の話ですが。
それ以外には、あまり興味深い記事は無いなぁ。大沢さんの自作カートリッジとアームの記事はレベルは高いけど、私はアナログをやっていないから良く分からないし。最悪なのは、木塚氏の電子ボリューム使用のプリアンプの記事。電子ボリュームって言っても、完成品の基板じゃないか。電源もありきたりだし、シャーシは既成のアルミ製で穴開け寸法を堂々と記事にしてページの水増しをするって、レベル低すぎないか? もう一つの電子ボリュームの記事も、PICでコントロールするのは技術的に興味深いとしても、何ヶ月もダラダラと書くほどのことじゃない。だいたい、あの記事を全部集めても、ラジオ技術の読者層とレベルでは作れないだろうに。
なんにしても、1500円の価値は無い雑誌ですな。MJと一緒に廃刊にした方が良いんじゃないだろうか。トラ技の片隅にアンプや電子ボリュームの記事を少し載せるくらいで用が足りるだろう。
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だいぶ怒ってますな。
最近の記事はどうしたんでしょうかね?急にレベルが下がってきたような・・・・ -
怒ってはいませんよ。呆れているだけです。
我々はインターネットで情報収集をしたり、手作りアンプの会のイベントで実際に音を聞いたり話をしたりできますが、雑誌でしか情報が手に入らない人もいるわけで。そんな人たちが可哀想になってしまいますよ。
だったらお前が雑誌に記事を書け、と言われると辛いのですがね。
MJ
無線と実験8月号を立ち読み。
読むとこ無いなぁ。30秒で終わっちゃったよ。今月はイベントレポートも無かったし。
来月号はアンプコンテストの結果発表ですか。どれだけハイレベルなのか、今から楽しみですよ…
ところで、新スピーカーですが、田村さんが先日聴きに来られて、振動体の発泡スチロールの裏面にコーティングすると良いよとアドバイスしてもらったので、いろいろ塗ってます。確かに抜群の効果が。次は何を塗ろうかなぁ。
平面スピーカー新作の試作
もはやライフワークのような気もする、平面スピーカーの新作(の試作)。今回は、穴も空いていない、正真正銘の平面振動板。でも安物材料で色も塗ってないので、試作なのだ。中身は大沢式だったり。
なんだか侮れない低音が出てて、もしかしたらかなり有望かも。ちょっと音にクセがあるようなのだけど、しばらく鳴らしてたら解消する(または、耳が慣れる)かも…
またまた修理
またまた、右のスピーカーから異音が。ボイスコイルがヨークと擦れている…
というわけで、昨日のことですが、修理しました。ネジ止めのバッフル板を外して、発泡スチロールの振動体と糸ダンパをくっつけているスーパーXを取り除いて、紙を巻いた筒をボイスコイルとヨークの間に挟んで固定してからスーパーXで固定。作業としては20分+乾燥の1時間位なので、そんなに面倒なわけじゃないんだけどね。
しかし、右側ばかり3ヶ月くらいで調子が悪くなるなぁ。歪んでいるのかな?
ほ~、なんでしょうかね、AC574パラかな?。
やはり、動き出しましたね。
1wby
2006年9月19日 火曜日 12:28
まぁ、そんなところです。それだけじゃないですけど。
来月頭くらいに基板が来そうな感じなので、全国大会に間にあうかな?
上野@神奈川
2006年9月19日 火曜日 12:28