ひるぜん焼きそばツーリング
せっかくGN125Hを整備し終わったので、日帰りツーリングに行ってきた。
目的地は蒜山。ひるぜん焼きそばを食べるのだ。
朝4時に出発。ブルーラインと2号線で有年まで行き、千種川に沿って北上。佐用→西粟倉→智頭→佐治→恩原を経由して、10:00に蒜山に到着。途中、ガス欠寸前なのに朝早くてガソリンスタンドが空いてなくて焦ったり、コンビニに止めたらヘッドライトのネジが振動で緩んでどこかに行ってしまってヘッドライトのレンズがハーネスでぶら下がった状態になってたので慌ててコンビニでビニールテープを買って応急修理をしたりしたが、あっさりと到着した。
目当てのひるぜん焼きそば屋「悠々」は11:00開店なので、道の駅で蒜山大根を購入したり、蒜山大仙スカイラインの鬼女台展望台に行ったりして時間を潰す。展望台からの景色はなかなかのもの。写真の白い山は大山なのだそうだ。


悠々のひるぜん焼きそばを食した感想としては、まぁよくある感じ、と言ったところ。日生のカキオコや笠岡ラーメンもそんなアレだしね。名物に美味いものなしということか。
そのあとは帰宅するだけ。カーナビさんの言う通りに蒜山→津山→美咲→久米→赤磐→熊山→長船と経由して15:00に帰宅。総走行距離は379.45kmだった。
GN125Hで日帰りではあるが長距離ツーリングをした感想としては、十分ロングツーリングに使えそう。尻はちょっと痛くなったがKLX125に比べればかなりマシ。振動は全く気にならない。登りでは非力さを感じるが平地では快適に流れに乗れる。燃費も燃調を少し濃い目にしているのに40km/L程度と十分満足な低燃費。テントを載せてキャンプツーリングに行きたいものだ。

GN125H カスタマイズ④
【ハンドル周り】
GN125Hはウィンカー操作が独特すぎるので、こちらの動画を参考に左手側のスイッチ一式を一般的なものに交換した (上記画像の左端)。また、交換前のものは左ミラーとクラッチレバーが一体だったので、GN125H-2Fのクラッチレバーに交換した。
ミラーが内側に寄っていて後ろが見づらいので、オフセットアダプタで外側に張り出させた (上記画像の左上)。後続車もバッチリ見えて快適。
スマホホルダー (Kaedear KDR-M11C)、電圧表示付きUSBソケット(Definitive Supplies DEF-UC1)、腕時計をハンドル周りに追加。マウントはデイトナのハンドルポスト取り付けタイプ。
ハンドルバーエンドを取り付けようとしたらGN125Hのハンドルは先が溶接で埋められていたので、6mmのネジ穴を開けてたらドリル刃を折ってしまう大失敗をしてしまい、ハンドルをハリケーン ヨーロピアン1型に交換した。
グリップも純正はツルツルとしていて硬く握っても滑ってしまう感じだったので、ゴム製の柔らかいものに交換した。ただし、純正のグリップはスロットルコーンの出っ張りに被さる作りだが購入したグリップにはそんなものは無く、よくよく見るとスロットルコーンの出っ張りが見えてしまうのだが、目立たないので問題なし。
ハリケーンのハンドルの両端は埋められてはいないため、バーエンドはネジを締めるだけで取り付けられた。ただし、純正のスロットルコーンは端が窄まっているため、バーエンドが取り付けられるようリーまで穴を広げる必要があった。
【その他】
サイドバッグを取り付け。両側ではなく右側だけにした。キャリアに付属のバンドで縛るだけで取り付けられたが、タイヤに接触しないようマウントブラケットを追加した。
ヘッドライト下にツールバッグを取り付け。車載工具を入れておくつもり。
鍵穴が動きが渋くてなかなか回らない状態だったのだが、エーゼット 鍵穴専用潤滑剤 キーメイトを吹いたら軽く回るようになったのでオススメ。
GN125H カスタマイズ③
【灯火類】
灯火類をすべてLED化して、フォグランプを追加した。
まず考えたのが、ヘッドライトを明るくすること。KLX125で暗いヘッドライトに苦労したので。でも単にヘッドライトをLED化しただけでは明るさに不満が出そうなので、補助のライトを追加することにした。そのため、できるだけ灯火類をLED化して消費電力を低減する。
種類 | 変更前 | LED化 |
ヘッドライト(ハイビーム) | 27.6 | 22.0 |
ヘッドライト(ロービーム) | 29.3 | 22.0 |
ポジションランプ | 3.8 | 0.5 |
テールランプ(スモール) | 10.8 | 0.8 |
テールランプ(ブレーキ時) | 22.0 | 3.5 |
メーター球 | 2.4 | 1.2 |
メーター照明球 | 2.4 | 0.1 |
ギアインジケーター | 1.0 | 0.3 |
ウィンカー | 21.1 | 1.9 |
補助ライト(ハイビーム) | – | 14.3 |
補助ライト(ロービーム) | – | 14.2 |
変更の前後での消費電力が上の表。単位はWで、ウィンカーやメーター球等は1個あたりの数値で、電圧12V時の消費電力を安定化電源で確認した。
ヘッドライトはライジングαの二輪用4500K。かなり明るくなったが、消費電力はそこまで下がらなかった。ヘッドライト用ソケットをH4用に変更して取り付け。
ポジションランプはT10の電球色LED。ソケットもT10用を加工して取り付け。3.3Wの消費電力低減は結構いい感じ。ヘッドライトが常時点灯義務化なので、ポジションランプの必要性は疑問なんだけど…
テールランプは赤色LED。スモール時の10W低減はすばらしい。ちなみにテールランプ、ウィンカー共に白色LEDはダメで、それぞれ赤色、黄色のLEDにするべき。白色LEDは青色LEDにフィルターを通して白色にしているらしく、赤や黄色のレンズ越しだと暗くなってしまうので勿体無いから。
メータ球はギヤのニュートラル、ウインカー、ハイビームの3つで、T10の白色LED。これはあまり変える意味はなかったかも。結構眩しくなるし。
メーター照明球は、T10の拡散白色LED。光の拡散度合いはかなり良いんだけど、真っ白はオールドスタイルのGN125Hには似合わないので、電球色シートを貼ってみたら良い感じの色になった。まぁ電球色のLEDを最初から購入していれば良かっただけなのだが。メーター照明球は2個で常時点灯なので、4Wの低減は結構大きい。
ギアインジケーターはT5のLEDを分解して取り付け。昼間でも少し見やすくなったかも。
ウィンカーは黄色LEDで、ハイフラッシャーになったのでウィンカーリレーも対策品に交換。配線にダイオードの追加が必要で、手持ちの1N4007を使用した。ウィンカーは常に点灯しているわけではないけど、片側前後2個で40W近い消費電力低減は大きい。
上記で削減できた消費電力で、補助ライトを取り付け。X-STYLEの20W。カットライン付きなので対向車も眩しくないはず。GN125Hのフロントフォーク横の反射板を取り外して、そのネジ穴に取り付け。この補助ライトは白と黄色の2色の光源が内蔵されていて、白がハイビーム、黄色がロービームっぽい配光なので、ヘッドライトに合わせてそれぞれ点灯するようにした。左右合計で28Wの消費電力増だが、やはり夜に明るいのは正義。
GN125H カスタマイズ②
【足回り】
フロントフォークをオーバーホール。すべて分解して、フォークオイルとオイルシールを交換した。フォークオイルは手持ちのヤマハ G10で、油面高さ166mmで調整した。動きは・・・良くなったのかな?
フロントフォークには、ダストブーツを追加。
リアサスをRFYの320mmに交換。シルバー多めの黒が良かったんだけど、安いのでは黒しか入手できなかった。まぁこれはこれでアリ。凸凹道で少しだけ突き上げが少なくなったような・・・気がする。
ハブダンパーを新品に交換。
こちらのサイトを参考に、エンジンマウントとステップのボルトに銅ワッシャーを追加してみた。ドライブスプロケットを16Tに交換してエンジン回転数が下がったことも関係しているのか、流れの早いバイパス程度の速度で足の裏や尻が痒くなる振動が、痒くない振動に変わった。これはいいカスタマイズだね。
GN125H カスタマイズ①
ちまちまと続けていたGN125Hのカスタマイズだが、一通り完了した。
【エンジン、駆動系】
キャブのセッティングでは、ネットでよく書かれているように、パイロットジェットを #12.5 から #15 に変更した。ニードルジェットは中央から濃くする方向に1段階移動させてみたが、違いがよく分からないので中央に戻した。メインジェットは変更していない。パイロットスクリューは2回転戻し。
こちらの動画を参考に、エアクリーナーからキャブへの通り道の金網を撤去。
ネットでよく見かける、内圧コントロールバルブを装着。
こちらの動画を参考に、サイレンサーに穴あけ。φ8で開けるつもりがφ9で貫通させてしまったからか、アクセルを捻るとちょっと下品な低音がするようになってしまった。
ドライブスプロケットを、14Tから15Tに上げたが、まだ低速寄りなので16Tに上げた。これがジャストフィットで、発進時に1速から忙しく2速に上げる必要がなくなった。上りの坂道で5速だと失速するようになったが、4速に落とせば済むことだし問題なし。
プラグケーブルをNGK パワーケーブル(黒)に変更し、イリジウムプラグ CR8EIXに変更。
これらの変更で、流れの速いバイパスでも十分着いていけるようになった。アクセルを開けた時のレスポンスも結構いい感じだ。燃費が35km/Lと悪くなったようなのだが、これはもう少し様子を見てみるつもり。
GN125H 合鍵作成 その2
先日作成してもらったGN125Hの合鍵だが、誤って破損してしまった。GN125Hのハンドルロックはフロントフォーク近くに鍵を刺すタイプなのだが、鍵を刺したままロック解除してハンドルを切ると鍵がフロントフォークでへし曲がる作りなのだ。先日1回曲がってしまった時は真っ直ぐに戻して使えていたのだが、今日2回目をやってしまい、ポッキリ折れてしまった。
ネットでGN125Hの合鍵作成の情報を見ていたこともあり、ネットで動作確認された番号を集めて近所のホームセンターに依頼してみた。先日作成してもらったのはM409だったが、今回はM207で、無事動作した。
価格は500円と思ったより安かった。これでまた折っても安心だ?
GN125H 合鍵作成
中古車屋で購入したGN125Hだが、鍵が1本しか付属していなかった (画像左側)。しかも合鍵のようで、オリジナルではないっぽい。
ネットで調べると、今時では珍しい型番らしく、合鍵作成でうまくいかないことが多いらしい。自分もホームセンターを2件梯子したが、断られてしまった。
近所に鍵の専門店を見つけたので依頼してみた。バイクに付属してたのはM232Dという品番で、同じ品番で作成してくれたが奥まで入らなかったり回せなかったりで失敗。どうやらバイク付属の合鍵が作られた際に、単純に凹凸を削るだけでなく、溝部分とかも追加調整されているのではないかとのこと。そんなこんなで2時間くらいかかったが、やっとうまく動作したのがM409という品番だった (画像右側)。
お値段は1000円と、時給にしたら申し訳ない金額。まぁ、これで安心してツーリングに行けそうだ。
SUZUKI GN125H購入
KLX125を手放して、バイク無し生活というのも侘しいので、次のバイクを購入した。昨日が納車日だった。
SUZUKI GN125Hというバイク。1982年にSUZUKIが発売した125ccの和風アメリカンバイクのGN125Eが中国の大長江集団というバイクメーカー(ブランド名は豪爵)に技術移転され、ほぼそのままGN125Hとして10年くらい前まで製造されていたらしい。GN125-2F, 3/3F, 5/5Fと今でもモデルチェンジを続けて製造されているんだそうだ。スーパーカブの次に世界中で使用されているという話もある。日本国内の豪爵製バイクは全て業者が輸入してきた物なので、国内でメーカー修理は受けられない。まぁいざとなったら自分で修理するから問題ないのだ。
数年前には新車で20万円以下で購入できたらしいのだが、最近は中古車価格が高騰しているので、5879km走行の中古車を結構お高い金額で購入した。ぱっと見はバイク屋が必死で磨いたらしく綺麗だが、2012年製造ということもあり、それなりの状態。
今までオフ車に乗っていたのだが、乗りやすいという評判通り、違和感なく乗れている。シートも分厚いので、ロングツーリングでも尻痛はそんなに無さそうだ。
完全ノーマルなので、色々と手を入れて遊べそう。GN125Hの改造記事はネットにたくさんあるので、まずは定番のチューンやカスタムをしていく予定。
今日は早速、ウィンカースイッチが独自仕様のヘンテコな物なので汎用のプッシュキャンセル式に交換した。次は、タイヤが13年物の評判の悪いKENDA製なので履き替えるつもり。
KLX125 故障そして売却
愛車 KLX125 を今日売却した。
2011年に購入して14年間、総走行距離46533km。この3年ほどはほとんど乗っておらず、ガソリンが腐らないように2〜3ヶ月に1度、30kmほど走るだけだった。
3ヶ月くらい前までは普通に走れていたのだが、バッテリ上がりになり、バッテリ交換しても治らず不動車に。具体的には、バッテリを満充電にしてもセルを回すと3秒くらいでバッテリがほぼ空になり、セルが回せなくなってしまう現象。キーオンで燃料ポンプの作動音がしないので交換したけど、燃料ポンプの作動音はするようになったがバッテリがすぐ空になるのは変わらず。
どこかがほぼショートになっていると推測、次に手をつけるならセルモーターかオルタネータの交換なのだけど、結構金額がかかりそうだし交換しても直らなかったら目も当てられないので、修理は断念。この機会に手放すことにした。
午前中に市役所に行って敗者手続きをし、大手バイク中古業車に連絡したら夕方に無料見積もりに来るとのこと。14年落ちで過走行なので値がつかないかと思ったが、とりあえず渋沢さん1枚とのことで、引き取ってもらうことにした。
ヤフオクあたりで部品取り不動車で出品すればもう少し高くなるのだろうけど、岡山の田舎に引き取りに来てくれる人がいるか分からないし、めんどくさいしね。
バイク自体は乗りたいのだけど、125ccのオフツアラーが無いのでねぇ。オフツアラーどころかオフ車すらないし。ちなみにホンダのバイクに乗ると血を吐いて倒れるので悪しからず。ついでにトヨタとダイハツの自動車にもね。
NAS更新
数年前から、自宅内用のNASを使用している。使用機種はSynalogy DS218jで、4TB HDD x 2をRAID 1でミラーリングして各種ファイルを格納、1TB HDDを外付けでUSB接続してMacのTIme Machineバックアップで使っていた。
機能的には全く問題ないのだが、自室に置いているので、夜寝る時にファンの音とHDDのカリカリというアクセス音が五月蝿くて眠れない…と大袈裟に言うほど五月蝿いわけではないのだが、気になる時には気になってしまう。

静かにする方法はないものか…と思っていたのが、ちょうど手元に余っていたMini PCのGMKtek NucBox8を見て閃いた。CPUはCerelon N4100、メモリ6GB、内蔵ストレージはeMMC 128GBとショボいのだが、ファンレスでGbE Rj45とUSB3.2 Gen1 Type-Aポートを3本備えている。USB接続のSSD 2個をRAID 1に、同じくUSB接続のSSD 1個をTime Machine用に使用すればいい感じなのではないか?
RAIDを組んだ2台のSSDの片方が故障したら、TImeMachine用のSSDを外してRAID再構築用に使えば良い。また、TimeMachine用のSSDが故障しても、バックアップ用なので大した問題ではない。
1TBのSSD 3個とUSB-SATA変換ケーブル3本を購入し、LinuxでNASにチャレンジ。

NASに特化したLinux ディストリビューションはいろいろあるが、まずOpenMediaVaultを試してみた。だがeMMCにインストールできないらしく断念。(後で調べたら回避方法があるらしい?)
次にTrueNASを試したが、USB接続のSSDは使用できないようでこちらも断念。仮想マシン上にTrueNASを立ち上げれば回避できるらしいが、そもそもTrueNASはCPUパワーが要求されるらしいので無理だったっぽい。
結局、CLI運用のUbuntu serverをインストールして、mdadmでソフトウェアRAIDを組み、sambaでPCやMacからアクセスできるようにした。mdadmでソフトウエアRAIDのファイルシステム (/dev/md0) を組んでマウントするとその時は動作するのだが再起動すると/dev/md0が消えてしまう現象で結構つまづいてしまったが、最終的に mdadm –create でmd0を再構築し(ssdにRAIDの情報が入っていると、createでもファイルの内容はそのままでファイルシステムが再構成されるみたい) mount -aでマウントする処理をinit.dとrc3.dで起動時に実行することで回避した。もっとスマートに解決したかったが、めんどくさくなってしまったので。

ちいさな100均カゴに本体、SSD、GbE 5portハブ、ACアダプタ&テーブルタップ、LANケーブルを詰めて運用しているが、無音ですごく快適。速度もLANケーブル接続でMac、WIndows両方で110MB/sec近く出ていて、ほぼGbEの理論値近く出ているので問題なし。
なお、更新前はNASに動画データ等の巨大データを置いていたが、頻繁にアクセスするものでもないので、MACに4TBのUSB接続HDDを新たに接続してそちらに置くようにして、通常はHDDの電源をOFFにするようにした。