バランス伝送
自宅のオーディオのメインシステムでは、プリアンプ(というか電子ボリューム付きDAC)とメインアンプの距離が5mくらいあり、適当に購入した安っぽいRCAピンケーブルを使っていた。ただあまりに安っぽく細いので、音質の劣化が気になっていた。そこで、バランス伝送を試してみることにした。
プリアンプ (DAC 3号機)の出力は電子ボリューム(PGA2310)そのもので、これでトランスをドライブして位相反転してみた。トランスはシオヤ無線の10kΩ=10kΩの豆トランス。
メインアンプは(6V6プッシュプル)で、プリアンプの出口でトランス位相反転して5mのケーブルを経由して、アンプの入り口で10kΩの抵抗で受けるだけ。本来ならばアンプの入り口にもトランスを設けるべきなのかもしれない。
接続して聞いてみると、ノイズが大きい。仕方なくトランスの1次のGNDと2次の中点(GND)を接続したらノイズが消えた。絶縁してみたかったけど仕方ないか。
音質は、なんだか低音が出てきたような気がする。これはこれで好みの音なので、もう少し聴いてみるかな。