上野智弘の日記

日常をだらだらと綴る


紀伊半島-四国-鳥取砂丘ツーリング

勤続xx年ということで11連休が取れたので、3/10〜3/21まで岡山の実家への帰省を兼ねて西日本をぐるりとツーリングしてきた。本当は日本海側を通りたかったが、まだ寒くて雪や凍結が恐いので太平洋側を回ることにした。今回のテーマは、海岸&フェリーということで。

●3月10日

千葉県北西部から太平洋側で西に行くには、普通に行くと東京を抜けていくことになる。延々と東京の都心を走るのも味気ないので、千葉の南部から三浦半島に東京湾フェリーで渡ることにした。千葉側の金谷港まではこれまた味気ない国道16号なので、始発の5:00の便に乗ることにして夜の間に移動することにした。小学生の遠足ではないが興奮して眠れず(苦笑)、2:00には出発。夜なので道も空いていてあっさりとフェリー乗り場に4時前に到着してしまい、待合室も開いてなくて寒かった。やっと5:00になりフェリーにも乗れて、1時間の船旅を長椅子で寝て過ごす (外は真っ暗で見えないし)。


三浦半島をとりあえず巡る。マグロを食べたいところだが早朝なので店が開いてないのが残念。途中、立石海岸で富士山を眺めてみたり。

江ノ島あたりを正面に富士山を見ながらダラダラと走る。伊豆半島は去年のGWに走ったのでパスして箱根峠を抜ける。路肩に雪が残っていて、道が凍結していそうで余りスピードが出せず、寒くて道の駅で暖をとった。道の駅からの芦ノ湖。

静岡では、三保の松原に寄り道。まぁ松と砂浜があるなぁという感じで、特に面白くもなく。


御前崎では灯台を見たが、逆光だったのと小高い丘の上にあるのとで写真は撮らず。結構風が強くて走りにくい。

夕方になったのでテントを張る場所を探したが、3月ではキャンプ場は営業してなくて、微妙に町中で公園も人目が気になる。というわけで30分くらいウロウロして、浜岡原発の近くの大東というところで海岸の自転車道沿いに人が来そうにないところを見つけてゲリラキャンプ。米を炊いてスーパーで買っておいた総菜で夕食にして、夜は2kmくらいの距離の大東温泉に入ってから就寝。

(走行距離:403.5km)

●3月11日

ゲリラキャンプなので人目を気にして、夜明け前の5:20に出発。海沿いに西に向かい、渥美半島の先端の伊良湖岬から伊勢湾フェリーで三重県の鳥羽へ。

2時間の船旅で、紀伊半島に上陸。今回の旅の目的地の一つ、伊勢神宮へ。まずは内宮。さすが伊勢神宮、荘厳で素晴らしい。

外宮にも行ったが、やっぱり内宮の方が行く価値がある。実際には11の宮があるようだが、時間もないので残念ながら行けず。

志摩半島を海沿いに周っていると、昼過ぎに浜島というあたりで消防車がうろうろして漁村の人たちが堤防から海を見つめている。何事かと思ったら、ちょうど東北の大地震で津波警報が出たため高台に避難していて津波の心配をしていたのだった。海沿いにテントでも張ろうかと思っていたが怒られそうだったので、高台のほとんど人の通らない道沿いの空き地にテントを張ることにした。風呂にも入らず、持参した棒ラーメンで夕食にして就寝。

(走行距離:257.1km)

●3月12日

6:00出発して、紀伊半島を海沿いに一周。ツーリングマップルは関東、中部/北陸、中国/四国と3冊持ってて充分だと思ってたら、紀伊半島は関西版にしか収録されていなかったので、あわてて本屋で購入。南下していると、南端の串本へは通行止めとか嫌な表示が目に入る。それでも進むと、紀伊勝浦から串本への橋が津波警報のために通行止めになっていた。交通整理のバイトのあんちゃんに聞くと、迂回路があるらしくてなんとか串本へ。潮岬は開放的で楽しい。

灯台の近くの芝生の広場はそのまま無料キャンプ場になっていたので泊まりたかったが、まだ日が高かったのと、歩道の工事の作業者がたくさんいたので先に進むことに。紀伊半島の西側は風が強く、あまり走りやすくはない。3日目ということもあり疲れで熱っぽくなったので、御坊でビジネスホテルに宿泊。紀伊半島はやはり大きく、1日では周りきれない。

(走行距離:325.9km)

●3月13日

6:20にビジネスホテルを出発。和歌山港まで直行し、フェリーで四国徳島へ。そして四国最東端の蒲生田岬へ。美しい入り江の狭い道を抜けると鄙びた灯台があり、とてもいい雰囲気だった。


そしてさらに南下して、室戸岬。室戸岬夕陽ケ丘キャンプ場で幕営して、灯台へ。灯台に行く途中で、やたらインパクトのある廃墟が。その筋では有名なレストランの廃墟だそうな。

灯台へは道が分からず苦労したが、灯台のすぐ裏手の展望台まで行くことができた。

夕日が綺麗だったので撮影してみた。このあたりはダルマ夕日という水平線で夕日の下端がにじんだような夕日が見られるようだが、雲があったので残念ながら見ることは出来ず。

その後食料を買ってきて、米を炊いて夕食。風呂も入らず就寝。

(走行距離:276.6km)

●3月14日

キャンプ場の料金は1000円で、管理人が集金に来るとのネットの情報だったが、来なかったのでそのまま5:05に出発。海沿いに足摺岬を目指す。

途中高知市に龍河洞という鍾乳洞があったので、鍾乳洞マニアの同僚への土産話に寄ることにした。シーズンオフの平日の早朝ということで他に客はいなくて貸し切り状態。専属で説明のお姉さんが付いて説明してくれてラッキー。なかなか見応えが有って楽しかった。



その後、桂浜へ。まぁ綺麗な砂浜と龍馬像があるなぁという感想。日本の近代史には思い入れは無いのよね。


足摺岬に行こうと思っていたが、到着する頃には日が暮れてしまいそうだったので、四万十川を遡って、温泉の近くの網代キャンプ場へ。無料キャンプ場ということだったが、単に河原の近くに公衆トイレがあるだけ。しかも公衆トイレは工事中で使えず(苦笑)。

近くの定食屋で川えび定食をいただいた後、温泉へ入ってから就寝。

(走行距離:293.6km)

●3月16日

5:30に出発して、足摺岬へ。さすがは四国最南端、団体の観光客がたくさん。

洞門という穴の空いた巨大な岩があるとのことだったので歩いていってみたが、さすが南国、かなり汗をかいてしまった。

次は、四国最西端の佐多岬を目指す。途中、きれいな景色を撮影してみたり。

日没が近付いてきたので、予定を変更して桂川渓谷キャンプ場へ。無料の静かなキャンプ場とのことだったが、シーズンオフなので炊事場とトイレは使用不可の張り紙が。まぁ水は持参しているので、気にせず幕営。もちろん他に人はおらず、とても静かだった。


米を炊いて夕食にした後、近所の温泉へ。天気予報で雪が降るとのことでビックリ。雨ならなんとかなるが、雪と凍結はバイクには辛すぎる… 憂鬱な気分のまま就寝。

(走行距離:317.2km)

●3月16日

深夜、バサバサとテントに何か落ちてくる音が聞こえる。雪が降り始めたかとがっかりしながら、雪が激しくなる前になるべく前に進もうと出発を急ぐことにした。4:25に出発。でも雪は降っておらず、あれは落ち葉がテントに落ちた音だったらしい。

まぁ気を取り直して、佐多岬へ。風がとても強くて走りにくい。おまけに佐多岬のメロディラインはいくら走っても終わらない。やっと先端に付いたと思ったら味気ない駐車場で、灯台は歩いて1.8km先とのこと。こうなったら灯台まで行くしかない。結構急なアップダウンの道を歩いて、やっと灯台まで到達。かなり疲れた。


そして今回のツーリングの一番の目的地、しまなみ海道へ。125cc乗りなら一度は渡っておきたい橋だよね。とは言え島また島という感じで、最初は楽しいけど最後の方は投げやりになってたり。

しまなみ海道を渡りきると尾道。日没は近いし小雪は舞っているしで最悪。尾道で一泊しようかと思ったけど、実家の岡山県瀬戸内市までは100km弱だし観光名所も無いしで、そのまま夜の国道2号線を通って実家に向かった。20:00ごろ到着。

(走行距離:448.3km)

●3月18日

職場の同僚のB級グルメマニアからレポートを頼まれていた、日生(ひなせ)のカキオコを食べにいった。実家から20kmほどのところで、牡蠣がやたらたくさん入ったお好み焼きを岡山県のB級グルメということでプッシュしているらしい。新聞記事で紹介されていた安良田というお好み焼き屋でカキオコ 900円をいただく。まぁ牡蠣が入ったお好み焼きですね、とそのまんまな感想しかないのだが、まぁB級グルメだしね。


●3月19日

実家にいても暇なので、津山のB級グルメの「ホルモンうどん」を食べに行くことにした。ツーリングマップルで景色の良さそうな道を下調べして出発。適当に走りながらカーナビをチェックしたら、鳥取砂丘もそんなに遠く無さそうな感じだったので目指してみたり。鳥取の智頭までは快適なツーリングだったが、間違えて鳥x自x車道(自x車専x道路)に上がってしまって大変。無料区間だったのでポリさんはいなくて捕まりはしなかったが、他の車のスピードは速いし路肩に雪は残ってて凍結してそうだしで少し肝を冷やしてしまった。志度坂トンネルのあたりは道がややこしくて… 道の駅清流茶屋かははらで国道53号線に降りて一安心。

鳥取砂丘は、単なる巨大な砂浜。観光客も数えるほどしかおらず、何だか拍子抜けしてしまった。いつもは観光客がうじゃうじゃいるらしいけど、どうやら東北の大地震の影響で中国人の団体観光客がいなかったらしい。

その後は国道53号線を通って津山でホルモンうどんを食べる。ホルモンのぶつ切り入りの、専用ソースで味付けした焼うどん。ホルモンは柔らかくて美味しいが、ソースの味がキツすぎるような。

(走行距離:3月18日と合計で287.7km)

●3月21日

11日間の休暇では帰りも同じ日程はムリなので、フェリーを使うしかない。徳島港を11:10出航なので、5:00発の宇高国道フェリーで宇野港から高松港に渡ることにした。あいにく雨だったが、まぁ帰り道は景色を楽しむ気もないので問題ない。実家を3:00に出発したら、宇野港には3:40に到着してしまったので、4:20のフェリーで高松港へ。そして徳島港へは7:30に到着してしまった。出航まで食料を買い出してぶらぶらと時間をつぶし、乗船。とても暇な船旅を楽しんだ。

●3月22日

5:30に東京の有明フェリー埠頭に到着。ここでも雨だったが、早朝なので道も空いていて1時間ちょっとで帰宅。そのまま出社。

(走行距離:3月21日と合わせて169.2km)

●旅を振り返って

総走行距離2831.9kmの長い旅だったが、なかなか面白かった。ゲリラキャンプ2回、ビジネスホテル1回、キャンプ場3回、フェリー泊1回と結構自分も旅慣れてきたかなという感じだろうか。時間があればもっと遠く(九州とか)を周ったり、じっくりと観光地を楽しんだりできたのだが、会社勤めだと仕方がない。定年退職したら日本一周でもしたいものだ。

ゲリラキャンプは、水さえあればなんとかなることも分かった。水は米を炊くことを考えて2リットルのペットボトルを持参したが、うまく使えば1リットルでもなんとかなりそうだ。もちろん弁当やパンで済ませるのならば水すら不要だ。

KLX125は燃費もよく、積載も工夫すれば一人分のキャンプ道具でも問題ない。尻が痛くなると言われているが、自分は400km走っても尻へのダメージはかなり小さい(最初は痛かったが慣れた)。右手首が痛くなるのが今の悩みだったりする。

とりあえず、今回の旅も無事故で立ちゴケ2回だけで済んだ。これからも安全第一で走ろうと思う。

2011年3月29日 火曜日 12:45

カテゴリー:バイク

  1. (´∀`*)いやぁ、距離が長い…。w
    東~北では丁度大変な時でしたねぇ。
    自分はXTXで、伊豆戸田辺りに行って帰った11日ですが
    非常に風が強かったです。
    ゆっくり何処かに行ける時間は欲しいですねぇ。

    vortex

    2011年3月29日 火曜日 12:45

  2. 日本一周は、2〜3ヶ月で1万5000km位らしいですよ。定年後でないとムリですねぇ。仕事をクビになっても行けるかな(苦笑)

    東北の大地震では、関東も震度5とかで結構揺れたようで、私も自室の崩壊具合が心配でしたが、軽いものがいくつか落ちてた程度でぜんぜん問題なくて助かりました。でも職場では天井が崩れたり電車が動かず帰宅できなかったりで大変だったようで、ちょうどいいタイミングで西日本に脱出できてたようです。

    うえの

    2011年3月29日 火曜日 12:45