KLX125整備
5月に2800kmちょっとのロングツーリングに行ってからKLX125の整備をサボってたので、ちょっとだけ気合いを入れて整備をしてみた。
まずは気になってたリアサスのリンク部分のグリスアップ。前回の整備で固着しかけてて、シールのリップ部分が破れ気味だったので。ジャッキで浮かせてリアタイヤを外し、ロッカーアーム、タイロッド、ショックアブソーバを取り外す。タイロッドを抜くのにブレーキペダルのスプリングを外すのがちょっと面倒。
前回固着しかけてたところが、今回は本格的に固着してた。ゴムハンマーでぶっ叩いてもびくともしない。プラ製の安物バイス(万力)で押したら少し動いたけどプラスチックの柄が折れてしまった。仕方なくベニヤ板とボルトとワッシャで急造のベアリングプーラーを作ってなんとか取り外す。案の定、スリーブはサビとブッシングのカスの固着でかなりガビガビになっていた。
画像は固着したスリーブとブッシングとオイルシール。スリーブは左端だけピカピカしててそれ以外は黒くガビガビだけど、ほんとは全体がピカピカしてるべきもの。オイルシールは2つだけど、片方は朽ち果てていたので捨ててしまった。これらは新品を購入してたので交換。急造のベアリングプーラーでちょっと苦労しつつ取り付けも完了。
スイングアームは外さなかったけど、チェーンオイルで汚れてたので洗ってみた。ついでにサイドカバー、シート、リアホイールを風呂場で洗う。
リアサスをグリスを塗りたくって組み付け。モリブデングリスが良いんだろうなと思いつつ、錆びるのも嫌なので手持ちのエーゼットのウレアグリスにしてみた。シールを少しばかり攻撃するみたいだけど。チェーンは前日に灯油で洗っておいたので、エンジンオイルに浸してから取り付け。結構伸びてるからもうじき交換しないとダメかも。ついでにちょっとヒヨヒヨ言いはじめてたフロントホイールをグリスアップ。最後にエンジンオイルを交換した。冬に間違って購入した15W-50をやっと暑くなってきたので投入。
まだ乗っていないのだけど、リアサスがマトモに動くとどう乗り心地がかわるか楽しみ。でも1年ちょっと乗っただけでスリーブが固着するのは設計ミスじゃないかな…