上野智弘の日記

日常をだらだらと綴る


6V6プッシュプルアンプ修理

かなり前に、6V6プッシュプルアンプが故障して、直すのも面倒なので押入れの肥やしになっていた。

現象としては、モノラルアンプの片方の音量が小さいというもの。

ここ最近は、兄がMJの松並さんの記事を見て作成した5881プッシュプルアンプと、先日購入してみたFX-AUDIO- FX202A/FX-36A PROを使用している。5881プッシュプルもいい音がしているし、FX202A/FX-36A PROも「これで十分なのでは?!」というまともな音がしていて不自由はしていないのだが、ふと気が向いたので修理してみることにした。

とりあえず故障した方の各所の電圧を見てみると、終段の6V6のプレート電流は40mAのはずなのだが、片方の6V6のカソードの電圧が4Vのはずが40Vもあり、プレート電流が400mAも流れている状態だった… って、250Vで400mAも取り出せる電源トランス使ってないですよ?!

よくよく調べてみると、プレート電流測定用の100オーム抵抗(R9)が焼損して断線していた。交換したら無事に適正値に調整できた。

システムに組み込んでみると、良い音で鳴っている。常用アンプになるか、しばらく使ってみることにしよう。

2021年1月31日 日曜日 4:52

カテゴリー:オーディオ