JGUI FOR POCKETPC. (Janusz Gerszberg氏)が公開しているPocket Mascotが、私(上野智弘)が公開しているミニッツマスコットのソースコードを許可なく使用し、シェアウエアとして販売していることが判明しました。2. 経緯ミニッツマスコットはソースコードを含めて無償で公開していますが、独自の利用規定と配付規定を持つソフトウエアであり、著作権を放棄したものではありません。 PocketMascotは、ミニッツマスコットのソースコードを使用しながら私の名前およびミニッツマスコットについて一切言及せず、全てを自力で開発しているかのように偽っており、これは私の著作権を無視した行為であります。 この文書は、これに抗議し、当方の不利益となる行為を撤回することを要求するものです。
ミニッツマスコットは2001年2月9日にWindowsCE用アプリケーションとしてver1.0を公開しており、その後、英語版のサンプルデータ、ドキュメント、データ作成方法のマニュアルも公開しています。 2001年2月20日には窓の杜でver1.1が紹介されています。2001年5月29日にはWindows CE FAN 主催でマイクロソフトが協賛のWindowsCEソフトウエアコンテスト2001でNEC特別賞と窓の杜賞を受賞しています。さらに、CakOS氏の御好意により、2001年3月3日からミニッツマスコットのフランス語での紹介サイトを開設していただいており、そこで英語/フランス語/イタリア語/ローマ字のサンプルデータとデータ作成マニュアルが公開されています。
Pocket Mascotは2001年8月よりPocketPC用アプリケーションとして無料のデモバージョンと24.99ドルのシェアウエアバージョンが公開されています。
2001年7月29日に、| JG.| Janusz Gerszberg 氏より、ミニッツマスコットに対する機能追加のアイデアが| JG.| Janusz Gerszberg 氏にあること、ミニッツマスコットの英語版の紹介サイトを作成しても良いとのこと、20ドルのシェアウエアにして利益を50%-50%で配分するという提案のメールが来ました。
2001年7月29日に、私は、自作ソフトウエアで金銭を受け取るつもりのないこと、ミニッツマスコットのソースコードの商用目的の使用を許可しないこと、非商用目的であればミニッツマスコットのプログラムソースの使用を許可することを返信しました。
2001年7月29日に、| JG.| Janusz Gerszberg 氏より、シェアウエア化への再提案といくつかの機能追加案、バグ情報のメールが来ました。
2001年7月30日に、私は、プログラミングを趣味としているならば金銭を受け取るべきではないという私の持論、機能追加案に対する回答、バグ情報への対応を返信しました。
その後、| JG.| Janusz Gerszberg 氏より連絡はありませんでした。2001年8月25日にCakOS氏よりPocket Mascotの存在が私に報告され、私に無断でPocket Mascotが公開されているのを発見しました。
2001年9月1日に、私は、PocketMascotに対する抗議と要求を記したメールを| JG.| Janusz Gerszberg 氏に送付しました。
2001年9月3日に、| JG.| Janusz Gerszberg 氏より、盗作ではなく氏のオリジナルなプログラムであること、私からの要求はすべて却下する旨のメールを受け取りました。
2001年9月5日に、私は、PocketMascotに対する抗議と要求を再度記したメールを| JG.| Janusz Gerszberg 氏に送付しました。
(注) | JG.| Janusz Gerszberg 氏からのメールをこの文書にて公開する許可は氏から取っておりませんが、経緯説明のために必要な情報、ならびに盗用の証拠として提示しております
3. 盗用の根拠
以下の理由により、盗用されていると判断しました。
(注) skin.infファイルの内容をこの文書にて公開する許可は| JG.| Janusz Gerszberg 氏から取っておりませんが、盗用の証拠として提示しております
4. 当方の著作権表示について
ミニッツマスコットの公開ページにて当サイトの配付規定を示し、ミニッツマスコットに同梱したドキュメント(英語版ドキュメント)でミニッツマスコットの著作権と配付規定を示しています。ここで、「当サイトの配付規定」と同梱ドキュメントの記述に差異がありますが、|JG.| Janusz Gerszberg氏にはメールにてミニッツマスコットでの著作権については説明しており、ミニッツマスコットのソースコードを商用目的に使用することを私が許可していないことを承知しているものと考えます。
5. 当方の要求
私は、| JG.| Janusz Gerszberg氏に対して、以下の項目を要求します。
6. 当方の連絡先
7. 謝辞
この文章を作成するに当たり、以下の方々の御協力をいただきました。
8. 更新履歴