GN125H カスタマイズ③
【灯火類】
灯火類をすべてLED化して、フォグランプを追加した。
まず考えたのが、ヘッドライトを明るくすること。KLX125で暗いヘッドライトに苦労したので。でも単にヘッドライトをLED化しただけでは明るさに不満が出そうなので、補助のライトを追加することにした。そのため、できるだけ灯火類をLED化して消費電力を低減する。
種類 | 変更前 | LED化 |
ヘッドライト(ハイビーム) | 27.6 | 22.0 |
ヘッドライト(ロービーム) | 29.3 | 22.0 |
ポジションランプ | 3.8 | 0.5 |
テールランプ(スモール) | 10.8 | 0.8 |
テールランプ(ブレーキ時) | 22.0 | 3.5 |
メーター球 | 2.4 | 1.2 |
メーター照明球 | 2.4 | 0.1 |
ギアインジケーター | 1.0 | 0.3 |
ウィンカー | 21.1 | 1.9 |
補助ライト(ハイビーム) | – | 14.3 |
補助ライト(ロービーム) | – | 14.2 |
変更の前後での消費電力が上の表。単位はWで、ウィンカーやメーター球等は1個あたりの数値で、電圧12V時の消費電力を安定化電源で確認した。
ヘッドライトはライジングαの二輪用4500K。かなり明るくなったが、消費電力はそこまで下がらなかった。ヘッドライト用ソケットをH4用に変更して取り付け。
ポジションランプはT10の電球色LED。ソケットもT10用を加工して取り付け。3.3Wの消費電力低減は結構いい感じ。ヘッドライトが常時点灯義務化なので、ポジションランプの必要性は疑問なんだけど…
テールランプは赤色LED。スモール時の10W低減はすばらしい。ちなみにテールランプ、ウィンカー共に白色LEDはダメで、それぞれ赤色、黄色のLEDにするべき。白色LEDは青色LEDにフィルターを通して白色にしているらしく、赤や黄色のレンズ越しだと暗くなってしまうので勿体無いから。
メータ球はギヤのニュートラル、ウインカー、ハイビームの3つで、T10の白色LED。これはあまり変える意味はなかったかも。結構眩しくなるし。
メーター照明球は、T10の拡散白色LED。光の拡散度合いはかなり良いんだけど、真っ白はオールドスタイルのGN125Hには似合わないので、電球色シートを貼ってみたら良い感じの色になった。まぁ電球色のLEDを最初から購入していれば良かっただけなのだが。メーター照明球は2個で常時点灯なので、4Wの低減は結構大きい。
ギアインジケーターはT5のLEDを分解して取り付け。昼間でも少し見やすくなったかも。
ウィンカーは黄色LEDで、ハイフラッシャーになったのでウィンカーリレーも対策品に交換。配線にダイオードの追加が必要で、手持ちの1N4007を使用した。ウィンカーは常に点灯しているわけではないけど、片側前後2個で40W近い消費電力低減は大きい。
上記で削減できた消費電力で、補助ライトを取り付け。X-STYLEの20W。カットライン付きなので対向車も眩しくないはず。GN125Hのフロントフォーク横の反射板を取り外して、そのネジ穴に取り付け。この補助ライトは白と黄色の2色の光源が内蔵されていて、白がハイビーム、黄色がロービームっぽい配光なので、ヘッドライトに合わせてそれぞれ点灯するようにした。左右合計で28Wの消費電力増だが、やはり夜に明るいのは正義。