ミニッツマスコット データ作成マニュアル



 

1. 作業の流れ

ミニッツマスコットのスキンデータを作成するためには、以下の作業を行います。
    1. 画像データを作成
    2. skin.txtをテキストエディタで作成
    3. 実機で確認

2. 画像データ

    画像データは、1,2,4,8,24 bit/pixel (1,4,16,256,24bitフルカラー色) の無圧縮BMP/2BPです。
    画像サイズ分のメモリを使用しますので、不要な余白はなるべくないようするべきでしょう。

3. skin.txtの書式

    skin.txtファイルは、画像ファイルや文字列、アニメーション表示時間などを記述したテキストファイルです。
    シフトJISで記述します。

    以下の順序で記述します。
     

    1. Dコマンドを記述します。これにより、アニメーション全体の大きさと初期表示位置の指定です。(skin.txtで1行のみ有効)\Tコマンドを記述します。複数のデータがある時の選択ダイアログでの、データの説明のための文字列の指定です。(skin.txtで1行のみ有効)
    2. Fコマンドを記述します。アニメーション中で文字列を表示する場合のフォントの指定です。(skin.txtで1行のみ有効)
    3. G, M, Sコマンドで、画像や文字列の記述をします。
    4. #コマンドでアニメーション系列を記述します。
    5. $コマンドでアニメーション系列の再生タイミングを指定します。


    アニメーション系列とは、一連のアニメーションパターンです。お辞儀や目パチのアニメーションなど、画像と再生時間の組み合わせからなるアニメーションのことです。早い話が、GIFアニメーションのようなものです。

    画像、文字列、およびアニメーション系列の数に制限はありません。

    $コマンドでは、アニメーション系列ごとに再生タイミングを指定します。

    などの動作が可能になります。
     
    行頭文字が以下の文字の場合、コマンドの記述となります。
       
      Dコマンド : アニメーション全体の領域サイズ指定および初期座標指定
      Tコマンド : スキンファイル選択ダイアログでの文字列指定
      Fコマンド : 文字列のフォント指定
      Gコマンド : 画像ファイル指定
      Mコマンド : マスク画像ファイル指定
      Sコマンド : 文字列指定
      #コマンド : アニメーション系列指定
      $コマンド : アニメーション開始タイミング指定
    各コマンドは半角文字で記述します。大文字/小文字は区別しません。
    行頭文字が上記以外の場合は無視されますので、コメント等に使用できます。

4. 連絡先

不明な点などがありましたら、uenoまで連絡して下さい。
WWW : UENO Tomohiro Homepage
E-mail : t-ueno@mtc.biglobe.ne.jp

for ver 1.4
2001/05/21  by  ueno