シュバルのスケッチブック


モノの見方

「絵の描き方や技術に関する話題は…」と書きましたが、どちらかというと、もの(描く対象)の見方というか、捉え方だと思います。そもそも白と黒しか表示できない荒い小さな画面に、技術もへったくれもありません。ですから例えば「人の髪の毛ってこんなもんだ。」「指の関節ってこんなもんだ。」というような捉え方をいくつも用意するのが、より成功するやり方ではないかと思います。

ものの捉え方は、自分が納得できればよいと思います。例えば右の図は解剖学に則っていないどころか全くめちゃくちゃですが、私が真横から見た人の脚を描くときには十分役に立ってくれます。このようなものの捉え方を、部分と視点によってたくさん用意すれば、何がしかの絵が描けるはずです。

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