5V6アンプ

 6V6でPPアンプを作ろうと思ってたのですが、6V6はガラス壁が黒く塗られているものばかりでつまらないため、 たまたま見かけたGE製5V6で作ってみました。 ガラス壁も透明だし、値段も800円/本と安かったので。 ヒーターを5Vと6.3Vで切り替えられるようにしたので、6V6も使えます。 費用は45000円くらいです。

 5V6は固定バイアスで、-C電源は-19Vを006P乾電池の2個直列で作っています。 トランスに-C電源用のタップがなかったので、お手軽な良い方法だと思ってます。 PT: タンゴ ST-220、CH:タンゴ EC-10-180、OPT: ハモンド 125Cで、初段と位相反転は6N1P (6DJ8同等管)のアルテック型、 整流管は6.3Vタップしか使えないのでデザインも考慮して6X5GTをパラで使っています。
音は、はじめてのPPなので余計そう思うのかもしれませんが、2A3アンプに比べて広帯域に感じます。 知人に貸し出したところ、高音域が少し不満だけど、おおむね満足とのことでした。